栄養が豊富で体づくりにも最適であると
広く知られているブロッコリーですが、
先の房(つぼみ)を食べるのは基本です
が、房(つぼみ)以外の茎や葉などはど
うされていますか?
ブロッコリーに含まれる栄養素は、豊富
で野菜でありながら人間が必要な栄養素
が多く含まれていることから、筋トレな
どをして魅せる体づくりをされているボ
ディビルダーの選手などは、食事制限を
することは必須ですから、豊富な栄養素
が多く含まれ低カロリーであるブロッコ
リーは重宝されています。
そんなブロッコリーについて「茎はどこ
まで食べることが出来るのか」栄養素や
誕生の秘密などについて、お話していき
ます。
健康維持に最適!茎も葉もどこまでもムダにすることなく全部食べよう
「ブロッコリーは、葉や茎の表面の皮の
部分も含めて捨てるところはなく全て
美味しく食べることができます」
ブロッコリーを買ってきたら、丸ごと全
部を茹でて食べても美味しく食べること
も出来ます。
茎の太い部分は、厚みがあるので食べや
すいように細かくしたり薄めに切って茹
でたり、ほかの料理に活用をするのも良
く無限に活用方法があるのがブロッコリ
ーです。
ブロッコリーのシルエットで一番目をひ
く先の房の部分をよく見てみると小さく
て丸いたくさんのブツブツようなものが
密集して形成していますが、この丸く小
さなものは花のつぼみで、ブロッコリー
の数える単位は「株」で1株、2株のよ
うに数え、つぼみごとの茎単位で細かく
切っていきますが、これを「房(ふさ)」
で数え1房、2房などと数えます。
この花のつぼみの集合した部分から下の
支えているものは全て茎で、葉もついて
います。
ブロッコリーは、味にクセもなく食べや
すく料理にも使いやすい食材で栄養も豊
富にあり万能野菜ですから、積極的に料
理に活用をしたいものでもあります。
ブロッコリーに秘められた謎?! カギを握るのは品種改良というワード
ブロッコリーについて詳しく知らない方
も多いのではないでしょうか。
ブロッコリーは自然に自生した野菜では
なく、品種改良により作られた緑黄色野
菜です。
有名なキャベツの仲間でもあり、そのキ
ャベツの1種をイタリアで品種改良され
誕生したのがブロッコリーでキャベツの
変種です。
キャベツの仲間であると聞くと以外であ
ると思いますが、畑でブロッコリーが育
っている姿を見ると納得できると思いま
す。
キャベツが畑で育っている姿とよく似て
いますから、ブロッコリーがキャベツの
1種から品種改良をされて誕生した事実
に納得できます。
万能野菜であるブロッコリーに含まれる豊富な栄養素で健康管理!
ブロッコリーに含まれる栄養素を簡単に
まとめましたので参考にしてください。
※数値の多少の前後は生じます。
【主な栄養素】※1食あたり125g
・タンパク質 5.38g
・脂質 0.63g
・炭水化物 6.5g
・エネルギー 41kcal
【ビタミン】※1食あたり125g
※μg(マイクログラム)
・ビタミンA 83.75μg
・ビタミンB1 0.18mg
・ビタミンB2 0.25mg
・ビタミンB6 0.34mg
・ビタミンC 150mg
・ビタミンE 3mg
・ビタミンK 200μg
・ナイアシン 1mg
・パントテン酸 1.4mg
・ビオチン 11.63μg
・葉酸 262.5μg
【ミネラル】※1食あたり125g
※μg(マイクログラム)
・カリウム 450mg
・カルシウム 47.5mg
・セレン 2.5μg
・ナトリウム 25mg
・マグネシウム 32.5mg
・マンガン 0.28mg
・モリブデン 15μg
・リン 111.25mg
・銅 0.1mg
・鉄 1.25mg
・亜鉛 0.88mg
【アミノ酸】※1食あたり125g
・アンモニア 150mg
・アスパラギン酸 487.5mg
・アルギニン 312.5mg
・アラニン 262.5mg
・含硫アミノ酸 125mg
・芳香族アミノ酸 300mg
・イソロイシン 162.5mg
・グリシン 175mg
・グルタミン酸 887.5mg
・セリン 225mg
・トリプトファン 57.5mg
・トレオニン 175mg
(スレオニン)
・バリン 237.5mg
・ヒスチジン 125mg
・プロリン 175mg
・リシン 275mg
(リジン)
・ロイシン 262.5mg
【その他】※1食あたり125g
・食物繊維総量 5.5g
・食塩相当量 0.13g
一覧にして見てみると、たくさんの栄養
素がブロッコリーに含まれていることが
分かります。
【ビタミンCをレモンと比較】
ビタミンCは、代表的なレモンと比較をし
てみてもブロッコリーに含まれているビ
タミンCのほうが多いことが分かります。
※ビタミンCの一日の摂取量の推奨値の目
安は、100mgと言われています。
『レモン』
※100gあたりに含まれるビタミンC
・約16.6mg
『ブロッコリー』
※100gあたりに含まれるビタミンC
・生ブロッコリー 約120mg
・茹でたブロッコリー 約59.4mg
ビタミンCと言えばレモンと思いがちです
が、印象の強いレモンよりも、はるかに多
くのビタミンCを多く含んでいるのが、ブ
ロッコリーです。
【豊富なタンパク質と低カロリー】
また、植物性のたんぱく質を豊富に含ん
でいますから、筋トレなどで体を作って
いる場合には特に、積極的に食べるべき
野菜であり、カロリーも少なく低カロリ
ーであることも利点です。
【豊富な食物繊維】
食物繊維は野菜には含まれていることが
多いですが、その食物繊維を含む数ある
野菜の中でも上位になるほどの豊富な食
物繊維を含んでいますから、整腸作用も
促進してくれることを期待できる野菜で
もあります。
【お肌の改善を期待できる】
豊富に含まれているビタミンCは、お肌
にも効果的で美肌にも貢献を期待できる
野菜でもあり、豊富な栄養素と低カロリ
ーであることからダイエットにも活用で
き、含まれるカリウムが働き「むくみ」
などの改善にも期待ができます。
【免疫力UPを期待できる】
ビタミンCは、免疫力を向上してくれる
ことでも知られ「風邪予防にビタミンC」
と言われるほど、キャッチコピーのよう
に広く認識をされています。
免疫力のUPに効果的なビタミンCは、人
間の体内では生成をすることが出来ませ
んから、ビタミンCが豊富に含まれてい
るブロッコリーを積極的に食べることで
摂取でき、健康管理にも役立ちます。
まとめ
ブロッコリーは茎、葉も含めて無駄にす
ることなく全て食べることができます。
含まれている栄養素も豊富で、ブロッコ
リー自体にも味のクセがないことから、
料理にも使いやすく、多くの場面で活躍
してくれます。
積極的に活用をして、日頃から食べる習
慣を作ることで健康管理にも役立ち、重
宝する食材であるのは間違いない「万能
な緑黄色野菜」です。
ここまでお読みいただきまして、ありが
とうございます。
ブロッコリーは、思っているよりも豊富
な栄養を含んでいますから「健康のため
に食事の改善をしたい」場合や「食事の
改善を考えている」方は、取り入れるこ
とでプラスに働いてくれる食材ですし、
扱いやすい食材でもありますから、発想
次第で無限に美味しい料理の味を演出し
てくれると思います。