アボカドは、美味しい果物ですが好きな
場合は頻繁に食べているかもしれません。
アボカドが、家によくある場合で猫を飼
っているなら知っておかないと、万が一
にも愛猫がアボカドを食べてしまったら
大変なことになる可能性が高いものです。
アボカドに含まれる成分が、猫にとって
は危険であり、最悪の場合は命に関わる
可能性もあると言われています。
アボカドは、猫が食べるとどのようにな
る危険があるのかを、お話していきます。
アボカドの毒素成分!猫を飼っている場合は覚えておきたい危険性?!
アボカドに含まれる「ペルシン」と呼ば
れる成分が猫には危険です。
ペルシンは、殺菌作用のある毒素で猫に
限らず他の家畜が食べると毒素であるペ
ルシンによって中毒症状を引き起こすと
言われています。
中毒症状とは、呼吸困難、下痢、嘔吐、
脱水、痙攣などの症状が出ると言われて
います。
ペルシンは、殺菌作用がありながら毒素
も持ち合わせている成分で人間以外の家
畜が食べると中毒症状がでて危険である
と言われています。
人間には、無害であることは分かってい
ますがペルシンについての詳しい解明は
まだされおらず、ペルシンの動物への影
響は動物の種類で異なっていて致死量な
どは、まだ解明をされていません。
アボカドには、3系統で1000種以上
があると言われており、かなりの種類が
あります。
基本的にアボカドは、日本では栽培が出
来ないものがほとんどで、日本で流通を
しているものは、輸入されたアボカドが
9割以上をしめています。
輸入されているアボカドの種は「ハス種」
と呼ばれるもので、長距離輸送に適した
分厚い皮をしていることと、熟したとき
に色が黒くなり目視で判別ができ、販売
に適した種であることから、栽培をされ
ているのもこの「ハス種」が多くをしめ
ています。
熟しても色が変わらない種が、多くあ
ります。
しかし、数多くあるアボカドの品種の中
には日本でも栽培が出来るものもあり、
「ベーコン種」「フェルテ種」と呼ばれ
るアボカドが南九州、高知、和歌山で少
量の栽培をされています。
アボカドには全て毒素のペルシンは含ま
れていますが、特に多く含まれているの
は「種子、葉、茎」です。
そして、数多くある種がありますが全て
同じ毒素量があるのではなく、毒素が多
い種類があったり毒性が少ない種類もあ
るようです。
日本に、輸入をされているグアテマラ系
の「ハス種」は、ペルシンの量は多いと
言われています。
アボカドに含まれるペルシンが特に多く含まれる部分
アボカドのどの部分にも、毒素であるペ
ルシンは全て含まれていますが、特に多
く含まれている部分は、種子、葉、茎と
言われていますが、アボガドのどの部分
でも猫には危険ですから注意が必要です。
アボカドは、人間にとっては万能で健康
にも良いとされ味も美味しい為、様々な
料理で活用しています。
アボカドの、種子も健康にも良くダイエ
ットにも良いと言われスムージーやお茶
などもされていますが、猫には毒になり
ますので、そのような物も食べさせたり
することがないように注意が必要です。
アボカドを食べて、残った種子を活用し
て家で育てている場合や観葉植物として
育てているなどの場合は、猫がアボカド
の葉や茎を食べたりしないように注意を
しなければいけません。
アボカドはキャットフードに含まれているものもある事実?!
キャットフードの中には、アボカドを原
料にしたものが含まれているものもある
のが事実です。
アボカドを原料にして作られているもの
ですが、アボカドの3系統1000種以
上もある品種の中で毒性が少ないものや
影響のないものを選び、使用する部位な
ども考慮をされペルシンを含まないアボ
カドオイルなど、猫の安全に配慮をされ
て作られていますから、問題はないと言
われています。
そのようなキャットフードでは今までに
も、猫がアボカド中毒になったなどの報
告もないと言われています。
不安な場合は、アボカドが含まれてるも
のは避けるのが無難であり安全です。
アボカドを猫が誤って食べてしまった場合は迷わず診察
アボカドは、猫には危険な毒素があると
言われていますから、もし猫が食べてし
まった場合は、嘔吐などの症状が出てい
ないかをよく確認をすることも大切では
ありますが、症状がなく元気な様子でも
動物病院へ連れて行き、診察を受けるこ
とが望ましいです。
危険な毒素があると言われていますから
症状が出ていなくても、動物病院に連れ
て行くことで安心も出来ますから、後悔
がない判断をすることが大切です。
まとめ
アボカドには、殺菌作用のある毒素でペ
ルシンと呼ばれる成分が猫や家畜には危
険であると言われていますから、猫が口
にしてしまわないように注意をすること
が大切になってきます。
キャットフードなどに含まれているもの
は、猫が食べても安全であるように考慮
をされていますから問題はないと言われ
ていますが、そのようなものは避けて与
えないことが無難ではないでしょうか。
ここまでお読み頂きまして、ありがとう
ございます。
猫との長く幸せな日々を、たくさん過ご
せることを心から願っております。