猫を飼いたいと思う方は、沢山いらっし
ゃると思います。
実際に、猫を外側からずっと見てきて芽
生えた「飼いたい気持ち」を行動に移そ
うと、真剣に考えている方もいるかもし
れません。
しかし、猫は可愛いからと気軽な気持ち
で飼うことは許されません。
命ある動物ですから、飼う以上は最後ま
で責任をもち愛情を与え続けることが必
要とされます。
動物といえど家族の一員になるわけです
から、猫の気持ちも理解をしていく努力
をしなければいけません。
特に、動物を飼うことに慣れていない場
合は表面的な良いところばかりしか見え
ない事がよくありますが、そんなに簡単
なものではないことを知り、受け止め変
わることなく、お世話をすることが猫と
いうかけがえのない命を預かると言うこ
とです。
猫を飼うことを考えている方、一人暮ら
しをしていて飼うことを考えている方な
ど、飼いたい動機も様々かと思いますが
飼う前に現実を知り大変さを覚悟するこ
とと、途中で投げ出さない信念を持つこ
とが出来ないのであれば、猫に限らず動
物を飼うことは諦めて下さい。
そして、動物、猫に手をあげる方は飼う
資格はありません。
これは、絶対に許せることではありませ
んので…
いきなり、厳しい言葉をたくさん言って
いますが「命」を軽くみてはいけません。
飼い始めてから後悔していては遅いです
から…
せっかく、お家に来てくれた猫ちゃんに
悲しい思いをさせないためにも、猫を飼
う前に最初に知っておくべき現実…
心構え、大変なことをお話していきます。
可愛い猫を飼う前に大変なことを理解する？！後悔しないために必須！
猫は癒やしであり、可愛いことは間違い
ありませんが、飼うとなると大変なこと
から目をそむけることはできませんので
もし、飼うことを真剣に考えている場合
は踏み出す前に…
猫と暮らすということ…
大変な面をしっかり理解をして検討し、
その全てを受け止めて途中で投げ出すよ
うな信念のないような方は、猫という命
を預かる資格はないと自覚し飼わないこ
とをオススメします。
そのような方の元に行ってしまった猫ち
ゃんが、かわいそうです…
猫を飼うことで大変なこと
【去勢手術】
猫を飼う場合は、この問題について真剣
に向き合う必要があります。
【出費が増えます】
まず、一番にあげるとすると出費が確実
に増えることです。
特に、初期費用が多くかかる場合が考え
られます。
初期費用をクリアすることが出来るなら
その後は、出費も安定して初期費用ほど
はかからなくはなりますが、猫が病気に
なることがあれば、その都度、出費にな
ります。
猫の食費も必要ですが、大切に飼うには
やはり定期的に病院にも連れて行くこと
が必要にもなります。
日頃から、猫の状態をしっかり観察をし
て様子がおかしいことがあれば早めに病
院に連れていく必要が出てきますから、
そのような治療費も思っている以上にか
かることも覚悟をしておかなければいけ
ません。
特に、飼うとなれば猫のために必要なも
のを買いそろえておかなければいけませ
んから、トイレなども必要になりますし
爪とぎ、猫用のおもちゃなど、過ごしや
すいような空間を作ってあげるなら、キ
ャットタワーなども必要になってきます。
猫を飼うことは、病院も定期的に通わな
いといけませんから、猫を連れていく場
合には猫用のキャリーを持っておく必要
がありますから、そのような出費も考え
ないといけません。
【トイレ】
猫を飼うことは、トイレ問題も受け入れ
る必要があります。
どんなに、こまめにトイレの手入れなど
をしても「臭い」と、お世話（管理）と
いうことを避けることは出来ないことを
知っておく必要があります。
そして、トイレを清潔に保つために頻度
的なことを言うと、極力、毎日すること
が望ましいものです。
トイレの掃除をする間隔を開けるほどに
臭いも酷くもなりますし、猫にとっても
環境が悪くなってしまいすから飼うこと
は、このトイレの大変さからは逃れるこ
とはできません。
場合によっては、猫がトイレ以外で粗相
をしてしまうこともありますから、その
ような場合でも柔軟に対応をしなければ
いけません。
臭いの対策では、臭い対策のトイレを選
ぶことや砂もそのような対策をされたも
のが多いので、臭い対策のされた砂など
を選ぶことと、空気清浄機を置くと臭い
も改善されることが多いですから検討を
することをオススメします。
【猫の毛の問題】
ご存知かもしれませんが、猫を飼うこと
で「猫の毛」という問題も受け入れなけ
ればいけません。
人にとっては、都合が良くないことでし
かなくても、猫にとっては「毛」が抜け
たりすることは自然なことであり、普通
のことですから当然、悪気もありません
し猫を攻めることはしてはいけません。
毎日、キレイに部屋の中を掃除をしてい
ても、すぐに猫の毛だらけになりますし
服にも付くことは日常茶飯事になります。
そして、知っておかなければいけないこ
とですが、猫には換毛期という期間があ
ります。
猫の換毛期は年に２回あり、寒い冬から
暖かくなる時期の３月頃と暑い季節から
寒くなる時期の１１月頃の年２回、猫の
換毛期が訪れます。
換毛期には、抜ける毛の量が半端ないも
のになります。
季節が変わり、暑さと寒さに対応するた
めに猫の「毛」が生え替わるのが換毛期
です。
この換毛期には、普段よりも大量に猫の
毛が抜けてしまいますから、ブラッシン
グをすることも大切になってきます。
換毛期に限らず、定期的にはブラッシン
グをすることが「猫の健康管理」でも必
要になってきます。
【猫の爪とぎ】
猫を飼うときには必需品とも言えるもの
でもありますが、猫は爪とぎを頻繁にし
ますから、猫が爪とぎを出来る専用の爪
とぎを準備する必要があります。
猫用の爪とぎを準備をしていても、家の
家具などで爪とぎをされることも必ずと
言っていいほどありますから、そのよう
ことも理解をして、柔軟に対応をしなけ
ればいけません。
【毛玉を吐き出す】
猫は、キレイ好きですから行動の合間な
ど頻繁に毛づくろいをします。
その時に、自分の毛を飲み込みます。
毛は消化はされませんから、体内に入っ
た毛を定期的に吐き出すことがあります。
特に、換毛期の場合は毛玉を吐き出しや
すい期間でもあります。
このようなことを理解すると、猫草など
を部屋に置いてあげることも猫には必要
なことでもあるかもしれません。
猫が草などを食べるのは、体内に入った
毛玉を吐き出す為でもあります。
【家具や物を壊される】
猫を飼っていると悪気があるわけではな
く、家具、物、壁、柱、障子などを爪で
引っかかれたりすることは頻繁にあるこ
とを理解しておく必要があります。
【猫アレルギー】
飼う前に、猫アレルギーがないかを前も
って検査をしておくことも必要なことが
あります。
飼い始めてから、猫アレルギーの症状が
出てしまうこともあります。
特に、家族に猫アレルギーの方がいる場
合は同じ症状になる可能性がありますか
ら、飼う前に検査を受けておくことも大
切であるかもしれません。
飼い始めてから後悔をすることになりか
ねませんから、検査を受けて問題がない
ことが分かれば一歩前に進めます。
【猫のお世話の時間】
これは当然ですが、毎日、猫も人も健康
に生活をするためにも時間をかけなけれ
ばいけないことです。
すでにお話をしましたが「トイレのお世
話」「猫のご飯」も毎日、お世話をしな
ければいけませんし「猫の毛」の管理も
ブラッシングを定期的にしてあげること
も大切ですし「猫の爪」も伸びると切っ
てあげることが大切になってきます。
人が猫と遊んでいるときに爪があたるこ
とはよくあることで、その時に最小限の
傷ですみますから「猫の爪切り」もする
ことは避けられませんし、爪切りなどは
嫌がられることが多く大変なことでもあ
りますから、そのことも覚悟をしておか
なければいけません。
頻繁ではありませんが、年に何回かは
「猫を洗ってあげる」必要もあります。
人と一緒に住んでいますから猫も汚れて
いては、お互いに健康に良くありません。
個体差はありますが洗う場合は、ほとん
ど嫌がられますので一苦労です。
洗ったあとも乾かしてあげないと、猫が
風を引いたら大変ですが…
猫は、大きい音を怖がることが多いので
ドライヤーを使うと怖くて逃げようとし
たり暴れたりしますから、これもハード
ルが高いお世話の１つです。
猫は、ずっと家にいますから遊んであげ
る時間も作らないといけません。
ストレスをためてしまわないように、猫
が退屈にならないように日頃から、考え
てあげる必要があります。
健康状態もしっかり見てあげることが大
切になってきます。
歯磨きなども場合によっては考えないと
いけません。
猫は、自分では歯磨きは出来ませんから
口内炎や歯が悪くなって、ご飯も食べれ
なくなることがよくありますから、その
ような体調の変化も敏感になって気づい
てあげて、早めに病院に連れて行くこと
が大切になります。
【気軽に出かけることができない】
猫だけを家に残して長い時間、留守に
することは出来なくなります。
トイレの管理も必要ですし、ご飯もあげ
ないといけません。
旅行にも気軽には行けません。
どこかに出かけるときも、出かけている
ときも猫のことを気にかけ心配もするよ
うになりますし、長時間ほったからしに
することは基本的にはできません。
【猫のことを勉強する必要がある】
猫を飼うなら、詳しく知ることが必要に
なってきます。
そもそも、猫のことを理解する気持ちが
ないのであれば飼うことは諦めるべきで
す。
猫の気持ちを理解しようとする心がなけ
れば、猫と幸せに暮らすことはできませ
ん。
猫に与えてはいけない食べ物や、害にな
る物などもありますから、そのようなこ
とも知らずに後悔をすることになっては
いけませんし、飼うことで分からないこ
とや疑問に思うことが沢山出来てきます
から、その度に調べたり聞いたりして勉
強をしないといけません。
家の中に、植物を置くのが好きな場合は
猫にとって害はないかを知る必要もでて
きます。
少しだけ言うと、アジサイ、チューリッ
プ、シクラメンなどは猫にとっては命の
危険もあります。
他にも、食べてはいけない物、良くない
と言われている物などありますから、そ
のようなことも勉強をして知っておくべ
きことでもあります。
幸せに暮らす為に！猫を飼うには費用も必要！一人暮らしでの心構え
一人暮らしで猫を飼うことを考えている
場合は、お世話で大変なことを理解する
ことと、最初に一番考えないといけない
ことは費用ではないでしょうか。
飼い始めに一通り必要なものを揃える必
要がありますから、最初は特に出費が増
える覚悟をする必要があります。
猫を購入する場合は、その費用は安くは
ありませんから大きな出費ともいえます。
最低限必要なもの（初期費用）
・餌と水を入れる容器
・トイレ
・トイレの砂など
・猫用の爪とぎ
・ペットキャリー
・猫のエサ
・小物（爪切り、ブラシ、首輪など）
・おもちゃ
猫を保護したり譲り受けた場合は、健康
状態をしっかり確認することが大切にな
りますから、最初に病院に連れて行くこ
とも必要になります。
予防接種（ワクチン）や健康状態をしっ
かり確認してあげることが大切ですから
そのような場合は、その分必要な費用で
す。
ワクチンは、母猫からの免疫がなくなる
生後３ヶ月頃から受ける必要が出てきま
す。
生後３ヶ月頃から、連続で３ヶ月ワクチ
ンを受けてその後は、最後の摂取から半
年ほどで１回のワクチンを接種する必要
があります。
ワクチンにも３種混合ワクチン、５種混
合ワクチン、７種混合ワクチンなど種類
がありますが室内飼いの場合は、３種混
合ワクチンで問題ありませんが、お散歩
で外に連れて行くなどの場合や３種で不
安であれば、５種混合や７種混合にする
のも選択肢です。
猫の健康面に関わることですから、ある
程度の出費は考えておくことが大切です。
また、室内にキャットタワーやゲージを
設置する場合は、費用もさらにかかりま
す。
ここまでは病院の費用以外は、最初に一
通り揃えるとしばらくは出費にはなりま
せんが、毎月必ず必要になるものは猫の
エサ代とトイレの砂などです。
爪とぎは、定期的に交換も必要になりま
す。
猫の数が増えると当然、費用もお世話の
負担も膨らみます。
一人暮らしの場合は、賃貸が多いと思い
ますから猫が飼える物件であるかをしっ
かり確認をする必要があります。
まとめ
猫を飼うことでデメリットを多くお話を
しましたが、決して猫が嫌いな訳ではあ
りませんからね…
猫は大好きですから、あなたにも負けま
せん♪
生粋の猫おしですから ￣∇￣)ｖ
猫を飼うからには、命ある猫を幸せにし
てあげて欲しいと強く願っていますし、
その可愛い猫ちゃんと家族としてお互い
に幸せに暮らして欲しいと願っています
から、猫を飼う覚悟を決めたら全力で猫
ちゃんと一緒に家族として、幸せに向か
って歩いていって下さいね♪
ここまでお読み頂きまして、ありがとう
ございます。
あなたの生活がより良いものになること
を心より願っております。
