本棚にカビが生えているのを見つけてし
まうと慌てますね…
しかも、カビが生えているの場合は本棚
の裏も見てみると恐ろしくなるほど、一
面がカビだらけという事はよくあること
です。
カビが生えてしまっていますから、カビ
にとっては繁殖をしやすい環境であるの
は間違いありません。
どの段階でカビに気づいたかで酷い状態
までカビが繁殖をしているか、早い段階
で気づいたかですが…
本棚にカビが生えてしまった場合は、ど
ちらにしてもカビを除去しても環境を改
善しないことには、条件がそろうとまた
再発をしてしまいます。
本棚にカビが生えてしまった場合の対処
の方法と再発の防止対策をお話します。
ビックリ?!本棚にカビが大量に発生した場合の対処の方法
本棚のカビの対処をする前に、身を守る
準備をすることは忘れてはいけません。
・マスク
・ゴム手袋
・換気もしっかりする
本棚にカビが生えた場合は、カビを取り
除き除菌をするだけですが、本が大量に
ある場合は、その分大変な作業になるか
もしれません。
マスクをしてカビを吸い込まないように
することと、カビを除去しますから素手
で作業をするのはあまり良いとは言えま
せんし、場合によっては肌が荒れたりも
考えられますので、身を守るためにもゴ
ム手袋は着用したほうが良いでしょう。
そして、カビを除去するときにカビの胞
子が飛散することも考えられますし、現
在進行系でカビの胞子が浮遊しているこ
とも考えられますから、換気をしっかり
することは大切です。
【必要な物の準備もしましょう】
・雑巾、ティッシュなど
・アルコール除菌スプレー
・ゴミ袋
カビを取り除いたら、アルコールを使っ
て除菌をしていきます。
塩素系漂白剤などを使わない理由は、本
棚は基本は木で出来ていますから、塩素
系漂白剤を使用することで、本棚を傷め
てしまう可能性が高い為です。
例えば、色落ちをするなどが考えられま
すから使用は出来ません。
本棚の場合は、アルコール除菌スプレー
を使用するだけで比較的に簡単にカビを
取り除くことが出来ます。
雑巾がもったいないようであれば、ティ
ッシュなど使い捨てれるものを使用して
カビを取り除きましょう。
本棚のカビを対処する前に一度、本棚に
入れてある本は全て出してしまって、本
棚全体を掃除することが大切になってき
ます。
大切な本棚に発生してしまったカビの対処
①雑巾、ティッシュなどに、アルコール
を吹きつけてからカビを取り除きます。
※雑巾やティッシュにアルコールをつけ
て拭く理由は、カビの飛散を防ぐ為で
す。
※本棚の裏まで全体を確認して、念の為
に全体をアルコールで拭きます。
※本棚が置いてある所の壁も、念の為に
アルコールで拭きます。
②本も出来たら一通り、アルコールで拭
いてしまいたのですが紙はアルコール
で拭くことは出来ませんので、表紙な
どを拭く程度にしましょう。
丁寧にしたい場合は、掃除機を活用し
て一冊ずつ埃を取り除くようにしまし
ょう。
③本棚が置いてある辺りは、拭ける所は
全て拭いておくほうが安心です。
(床なども拭くと安心です)
④換気を、しっかりしましょう。
アルコールを使っているのもあり、揮
発性もありますし、カビとアルコール
使用の二重苦ですから換気は重要です。
火気にも、気をつけなければいけませ
ん。
カビを拭き取る時は、カビが付いた部
分を再び使用して拭かないことも大切
です。
カビを、まき散らしているようなもの
ですから、ティッシュなどを使う場合
は拭き取りに使ったものは袋に入れて
捨て、新しいものを使ってカビを取り
除きましょう。
書籍を守る為に改善?!本棚にカビを再発させないためにできること
本棚にカビが発生してしまった訳ですか
ら、カビにとって環境が良いということ
であり、環境の改善をしないことには再
び、カビが再発をしてしまいます。
カビの発生には、湿度が大きく影響をし
ますから湿気がこもらないように工夫を
することが必要になってきます。
本棚に嫌なカビを再発をさせないために出来る対策
【湿気をためない】
湿気が溜まりやすい季節もありますが基
本的に、湿気がこもらないように工夫を
することも必要になってきます。
【ゴミ、埃をためない】
ゴミや埃は、常にためないように気を使
い、日頃から掃除をするようにする。
ゴミや埃があると湿度が高くなった場合
湿気がこもりやすい環境でもありますか
ら、そのような環境にならない努力をす
ることも必要です。
【本棚の裏側に空間を作る】
本棚の裏側は、隙間がない場合は湿度が
上がりやすい場所でもあります。
寒い季節などでも、結露などをすると湿
気がこもりますから、カビが好む環境に
なってしまいます。
壁と離して隙間を作る距離は、5センチ
くらいでも空間を開けると湿気もこもり
にくくなります。
【換気を定期的にする】
部屋の中の湿度が上がらないように、日
頃から換気を心掛けて、カビが生えない
ように気をつけることが大切になってき
ます。
【湿度計を置く】
本棚にカビが生えてしまった訳ですから
再発をした場合は尚更、部屋の湿度を日
頃から数値として把握することが、改善
に向けて大きく前進します。
湿度を、常に気にして湿度が高い場合は
換気をすることも出来ますから、あると
便利で管理をしやすくなります。
【除湿機を置く】
部屋の中の湿度環境を改善させるのには
除湿機を置くことが、最も効果的です。
「カビが繁殖する条件」
・温度10度~35度
・養分
・湿度60%以上
このような条件がありますから、この中
で改善をするとすると湿度と養分です。
温度は、10度以下にすることは現実的
に無理がありますから検討の余地があり
ません。
湿度は換気、本棚の配置、除湿機を置く
ことが考えられます。
養分は、何でも養分になり得ると言えま
すから本棚にゴミや埃をためないように
することが大切になってきます。
こう考えると、こまめな掃除と換気をし
て一応、本棚の配置も再検討して湿気が
こもりにくい場所を考えるとか、壁際に
置くことがほとんどですから、壁との隙
間が出来るように少し壁から離すことも
必要なことが分かります。
そして、除湿機を置くことで部屋の湿度
を管理出来ますから、本棚のカビの再発
を防ぐ事に大きく貢献をしてくれます。
【加湿器に気をつける】
除湿機とは逆ですが、寒い季節には加湿
器を使う場合もあるかもしれません。
その場合は、カビが繁殖する条件である
湿度60%を越えないように気をつけな
ければいけません。
先ほど、湿度計を置くことをお話しまし
たが湿度計があると、このような場合も
湿度の数値を確認出来ますから、湿度の
コントロールがしやすくなります。
【カビ再発の場合は本棚を新調する】
本棚のカビが再発した場合は、カビが生
えてしまった本棚でもありますから見え
ないところに、カビの胞子などが隠れて
いることなどの可能性もないとは言えま
せんので、本棚を新調することも選択肢
の1つであると思います。
まとめ
本棚にカビが発生した場合は、アルコー
ル除菌スプレーを使用して取り除き、本
棚全体や、その周りをアルコールで拭き
ましょう。
そのままでは、再発をする可能性があり
ますから、カビが好む環境から繁殖しに
くい環境に改善をする。
思い入れのある大切な本を保管する本棚
ですから、カビが二度と発生しないよう
に環境も考えることが大切になります。
より良い読書を楽しめることを、心から
願っております。