瓜二つな柑橘は双子?!似たもの同士のシークワーサーとすだちの違い

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同じ香酸柑橘類であっても、見た目がそ
っくりなシークワーサーとすだち。


一目で見分けるのは難しく、その道のプ
ロか詳しい方なら分かるのかもしれませ
んが、素人にはどれが何かは区別がつか
ないもの。


外見の色も緑色でホントにそっくりで、
見分けれると尊敬されるかも!?


そんな、シークワーサーとすだちの違い
や特徴を見ていきましょう。

見分けれたら天才?!シークワーサーとすだちの違いと注目ポイント


同じ香酸柑橘類ではありますが、歴史を
たどると全く違うものです。


「シークワーサーはミカンの仲間」であ
り、「すだちは柚子の仲間」です。


植物としての属性がそもそも違います。


大きく簡単にいうと、見た目は同じです
が根本的な違いがあるのが「シークワー
サー」と「すだち」です。


輪切りにすると少しの違いがあります
シークワーサーは、果肉の色合いがミ
 カンに近く少しオレンジ色のように見
 え、皮が薄い特徴があります。



すだちは、果肉の色合いがレモンのよ
 うな果肉の色をしていて、皮はシーク
 ワーサーより厚い特徴があります。



シークワーサー】は酸味がすだちに比
べて弱く感じ、ほのかに感じる
甘みとさ
わやなさが特徴で、皮がすだちに比べて
薄いこと
です。


大きさは、卓球のピンポン玉くらいです。


シークワーサーは完熟すると、甘さが出
てきて少し酸味があるミカンのような味
わいになり、皮が黄色くなります。


完熟した物は、完熟シークワーサーと呼
ばれます。


完熟シークワーサーは、生食もできて美
味しいです



すだち】の味は、適度でやや強い酸味
と良い香りが印象的で、皮がシークワー
サーより厚く、少し苦みも感じる。


使い方でいうと、香りが強いため香りが
強い食材に使われたりすることが多いよ
うです。


こちらの大きさも、卓球のピンポン玉く
らいの大きさです。


熟すとこちらも皮が黄色くなりますが、
緑色のときのほうが風味もよく好まれる
ようです。


シークワーサーとすだち
『主な栄養成分』


・シークワーサー 
 水分量  ビタミンC  ビタミンE
90.9g  11g   0.5g


・すだち
 水分量  ビタミンC  ビタミンE      
92.5g  40g   0.3g


※ほかの成分にも差があるものがありま
 すが、ここでは主な3項目にしぼりま
 した。


 ビタミンCの差が大きく、違いがあり
 ます。


シークワーサーとすだちの違いは、外見
上は大きさもピンポン玉と同じくらいで
大きな差はなく、シークワーサーは酸味


の中に、ほのかな甘みを感じる事が出来
て、すだちに比べて皮が薄いことと完熟
すると皮が黄色くなり甘みがでてくる。


一方の、すだちは酸味が強く香りが良い
のが特徴的で、風味を活かして料理など
に使われることが多いようです。


熟すと皮が黄色くなりますが、緑色のほ
うが風味が良く好まれるようです。


シークワーサー
すだちに比べて酸味が弱く、酸味の中に
甘みがあり、さわやかさを感じることが
できる。


熟しても、ミカンのような味わいになっ
て美味しい。


果肉の色合いが、ミカンのようでオレン
ジ色に近い色をしていて皮が薄い。


すだち
適度な酸味と、印象的な良い香りが特徴
的で風味を活かして料理に使われること
が多く、焼き魚などに使われることが多
い。


酸っぱさは、レモンに似ているように感
じ少し苦みも感じる。


熟したものより、緑色のときのほうが風
味が良く好まれる。


果肉の色合いが、レモンのような色をし
ていて皮はシークワーサーより厚い。

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期待を裏切らない事実?!シークワーサーとすだちの産地など



シークワーサーの生産地は、おもに沖縄
県であり日本一の生産量です。


シークワーサーの名前に加えて、和名が
あります。


正確には「シークヮーサー」です。


和名
ヒラミレモン



シークワーサーの収穫時期は、7月から
9月頃でこの時期が青いシークワーサー
の「青切りシークワーサー」が旬です。


10月から2月にかけてが熟した「完熟
シークワーサー
」の旬として味わうこと
ができます。


すだちのおもな生産地は四国の徳島県で
あり、実に日本の生産数の98%をしめ
ています。



収穫は、9月から10月頃であり旬もこ
の時期になります。


貯蔵物とハウス物もありますから、流通
している期間も長く比較的に入手しやす
いものであると言えます。


歴史
シークワーサーは、南西諸島と台湾に自
していた物であり、沖縄の特産品でも
あります。


すだちは、柚子の仲間であり、柚子は中
国が原産地
であり、さかのぼると飛鳥、
奈良時代にはすでに伝わってきており、


柚子の仲間である、すだちは江戸時代に
はすでに栽培をされていたと言われてい
ます。


このように、同じ香酸柑橘ではあります
が、元が全く違う物です。

まとめ



シークワーサーとすだちは、同じ香酸柑
橘ではあるが、元々が違います。


シークワーサーは、南西諸島と台湾に自
生していたもので、ミカンの仲間です。


すだちは、中国が原産で柚子の仲間です。


輪切りなどにして果肉を見ると、その違
いは見た目でも判断出来る。


・シークワーサー
 果肉の色合いがミカンに似ていて、色
 もオレンジ色に近い色をしている。


 皮が薄いのが特徴です。


・すだち
 果肉の色合いが、レモンのようでかな
 り近い色をしている。


 皮は普通で、シークワーサーよりは厚
 い。


シークワーサーは、ビタミンCが11g
すだちは、ビタミンCが40g


・シークワーサーの味
 すだちに比べると酸味は弱くて、酸っ
 ぱさの中にほのかな甘みを感じること
 ができ、さわやかさを感じることがで
 きる。


・すだちの味
 適度な酸味であり、レモンに似た酸っ
 ぱさとも言え少し苦みも感じる。


 香りが印象的であり、風味を活かした
 使い方に向いている。



いかがだったでしょうか?


同じようにしか思えない二つですが、違
いはあるものですね。


それにしても、ややこしい二つであるこ
とは違いありませんね。


ここまでお読み頂きまして、ありがとう
ございます。


お役に立てることが幸いです。

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