暑苦しく夏バテにシンドイ毎日を耐え抜
いて、イライラするような汗もあまりか
かなくなり、少しずつ暑さもやわらぎ、
暑さも落ち着き、涼しく過ごしやすくな
る季節。
夜になると澄みきった夜空を、ふと眺め
ながら静かな時間を感じる瞬間を満喫す
ることは、心が落ち着く瞬間でもあり、
穏やかな気持ちにさせてくれる秋という
季節。
静かに夜空を眺めているとどこからか聞
こえる鈴虫の鳴き声に気づく。
なんとも言えない落ち着く瞬間である。
もう、秋なんだなぁ。
そんなことを感じながら、日々の忙しさ
や苦労を一瞬の時間でも忘れて心をいた
わることができる瞬間である。
暑くて過ごしやすいとは言えない夏のあ
との秋は、格別の過ごしやすさと心の安
定を実感させてくれる。
あなたも同じように感じたことはないだ
ろうか?
個人差はあるかもしれないが、季節の変
わり目は、なにかと心の状態も変化しや
すいものではないかと、いつも感じる。
秋と言えば、澄みきった夜空にキレイに
くっきりと、その姿と存在をアピールす
るかのように、主張してくる月が印象的
ではないだろうか?
私は、夜になると歩くときには必ず夜空
をみるクセがあり、秋の夜空は格別なも
のを感じます。
この季節になると、中秋の名月という言
葉を耳にすることも多いのではないでし
ょうか?
あなたも、もしかしたら考えたり気にな
ったりしたことがあるかもしれませんが
中秋の名月には別名があるらしい…
地球の衛星であり物心ついたときから身
近な存在であり、知っているようで何も
知らない月。
まだ、解明されていないことのほうが圧
倒的に多い月であり、未知の領域である
宇宙。
そんな宇宙に存在している一番身近な月
のことを、少しでも知ってみるのも知識
の冒険になっていいと思います。
一緒に今から中秋の名月の別名とは、な
んなのか?
一緒に知識の冒険に行きましょう。
たいしたことではないかもしれませんが…
好奇心を持ち続け、知りたいと思う子供
の頃のような気持ちで、ワクワクする気
持ちをいつまでも大切にしたいものです。
前置きが長すぎますね… ^ ^;)
それでは、冒険に行きましょう 。
月へ♪ ^ ^)
冒険って …  ̄∇ ̄)
本題の中秋の名月の別名とはいったい何?!
中秋の名月の別名があるのは聞いたこと
があるかもしれませんが、実際に、どん
な名称なのか知らないという方も多いの
ではないでしょうか。
【中秋の名月の別名】
芋名月(いもめいげつ)
と呼ばれることもあります。
芋名月と呼ばれる理由ですが、お月見の
時に「里芋」をお供えしていたことから
そのような名称で呼ばれることもありま
す。
では、芋名月とはいつのことを指すのか?
と言うと『旧暦の8月15日』のことを
指します。
中秋の名月も同じ『旧暦の8月15日』
を指しています。
ここで、1つ説明をしなければいけませ
んが「中秋」と「仲秋」があることを、
あなたも多少なりとも疑問に思ったこと
はありませんか?
意味は特になく、ただ漢字がどちらでも
いいのかな?
…と思っているかもしれません。
私もそうでしたが、どうも違う意味があ
るようです。
それでは、「中秋」と「仲秋」は何が違
うのかを説明します。
♦仲秋
まずは仲秋ですが旧暦で表すと秋を3つ
に分けて表現しています。
初秋 旧暦7月
仲秋 旧暦8月
晩秋 旧暦9月
仲秋は、この3つに分けて上記の真ん中
のこと言い、8月全体(1ヶ月)のこと
を「仲秋」と指しています。
一方の「中秋」はと言いますと、
♦中秋
中秋は旧暦の8月15日(1日のみ)を
指す意味です。
「中秋」は、秋の中日であり”旧暦の8月
15日 ”のことを指しています。
♦もう一つの別名
そして、お馴染みの名称でもある「十五
夜」というのも、この旧暦の8月15日
のことで中秋の名月のもう一つの別名で
もあります。
十五夜は、別名とも取れますが厳密に言
うと、また意味があります。
♦中秋の名月
中秋の名月は、旧暦8月15日で”月 ”の
ことを表しています。
♦十五夜
十五夜は、旧暦8月15日で”夜 ”のこと
を表しています。
どんなことでも、調べてみると奥が深く
意味がたくさんあることが見えてきます
ね。
お月見の季節!中秋の名月である十五夜を知ろう!
十五夜と聞けば、お月見をイメージしま
すが『月も満月!?』と思いがちですが
実は十五夜の日が必ず満月ではないこと
を、ご存知でしょうか?
まず、中秋の名月(十五夜)とは、旧暦
では8月15日のことを意味しています
が、旧暦だと必ず十五夜の日は満月にあ
たっていましたが旧暦と新暦には、1ヶ
月から2ヶ月ほどのズレがあるため、現
在の新暦では中秋の名月である十五夜は
9月から10月頃になります。
そして、十五夜の日も毎年、日付が変動
します。
『十五夜の日』
・2020年 10月 1日
・2021年 9月21日
・2022年 9月10日
・2023年 9月29日
・2024年 9月17日
・2025年 10月 6日
・2026年 9月25日
・2027年 9月15日
・2028年 10月 3日
・2029年 9月22日
・2030年 9月12日
十五夜と言えば、お月見。
お月見には、穀物の収穫に関しての感謝
を込めて、お供え物をする風習がありま
す。
元々は別名「芋名月」とも言われ、その
名のように里芋をお供え物としていまし
た。
そして、その里芋に似せるように団子を
作り、お供えするようになったものです。
里芋をお供えしていた理由は、昔の主食
は芋が主流であった時代があったために
秋に収穫するものである里芋を、秋の十
五夜にお供えしていたと言われています。
そのほかには、豆や栗など十五夜の季節
(秋)に採れるものをお供えしていたよ
うです。
「果物」や「お酒」「お水」なども、お
供えし「ススキ」や、お正月にもある七
草の「秋の七草」も飾ったりします。
そして、ススキですが飾る理由がありま
す。
お月見は、穀物の収穫に対しての感謝を
するものですから、秋頃に収穫をむかえ
る『お米の稲穂』に見立てて、ススキを
飾っていると言われています。
ススキは魔除けとしての意味もあり『翌
年の穀物などの豊作』『災いなど』から
守ってもらう為の願いが込められていま
す。
お供え物を頂く(食べる)ことで健康や
幸せを得ることができると考えられてる
と言われています。
正しくは、お月見が終わったら、お供え
していた物を感謝して頂き(食べる)ま
しょう。
このような風習が昔はあったようで、今
でも残っているところもあるようです。
先ほど少し出てきましたが『秋の七草』
があるんですね。
お正月の『春の七草』は知名度がありま
すが『秋の七草』は知らない方も多いの
ではないでしょうか。
♦秋の七草
姫部志 (オミナエシ)
葛花 (クズ)
尾花 (オバナ)(ススキのこと)
桔梗 (キキョウ)
瞿麦 (ナデシコ)
藤袴 (フジバカマ)
萩 (ハギ)
計 七草です。
※「春の七草」と「秋の七草」は、草の
種類が違います。
春の七草と同じように、お粥にして食べ
ると美味しく食べることができます。
まとめ
ここまで、
・中秋の名月の別名について
・中秋の名月である十五夜について
をみてきました。
中秋の名月の別名は「芋名月」そして、
「十五夜」中秋の名月は旧暦の8月15
日(日)を表し、仲秋の名月は旧暦の8
月15日(全体である月)を意味してい
ます。
そして、中秋の名月は旧暦で8月15日
の”月 ”のことを表しています。
十五夜は、旧暦8月15日で”夜 ”のことを
表しています。
十五夜は毎回、必ず満月ではなく毎年、
十五夜の日も変動する。
里芋や栗、里芋に似せたお団子やお酒、
お水、稲穂に見立てたススキ、秋の七草
などをお供えしたり飾るなど、穀物の収
穫の感謝と翌年の穀物の豊作を、災いな
どから守って貰う為に願うものが十五夜
のお月見です。
お月見が終わったら、お供えしていた物
を健康や幸せを願うと共に、感謝の気持
ちをもって頂き(食べ)ましょう。
いかがだったでしょうか?
ややこしく感じる部分もあったかと思い
ますが、私も同じで …
説明をするのに頭をひねりまくって、い
ろいろ考えましたから脳に汗をたくさん
かいた感じでグッタリしています ^ ^;)
秋の七草は、春の七草ほど知名度がない
かもしれませんから、お店で入手出来る
かは分かりませんが、一度お粥にして食
べてみるのも、お子さんなどには何か得
るものがあるように思いますし、何より
そういうのって…
楽しくないですか? ^ ^)♪
いつも同じようなパターンになるのは、
何か物足りなくて刺激がない感じがあり
ますし、つまらないような気もします。
お子さんも喜びます♪
では本日も、なんだかんだで長くなって
しまいましたね ^ ^;)
ここまで、長い記事を読んで頂き、お付
き合いくださり、本当に、ありがとうご
ざいます。
あなたの幸せと暮らしのために、わずか
でも幸せを作ることが出来るなら…
それだけで、私は幸いです *^_^*)